20周年記念誌の出来るまで
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「20周年記念誌」の感想は如何でしょうか?ご迷惑をかけた方々には、 まず、おわび申し上げます。その上で「20周年記念誌」ができあがるまでを振り返って、ご報告させていただきます。

「記念誌」作成決まる

平成19年1月12日(金)20周年記念誌委員会が発足しました。 薄 宗隆、小原 昭、水野節彦、清水澪子、加藤佐紀子の5名、佐藤先生も随時参加され、打ち合わせを重ねてきました。 平成19年2月9日(金)佐藤先生より団員の皆様へ「20周年記念誌」を作ること、1冊1,000円〜1,500円以内とすることを提案され、 賛成多数で承認されました。

まず「原稿用紙」作りから

全員に「テーマは自由」「一行でもよいので書いていただく」ことをコンセプトに、400字をめどにする「編集委員会オリジナルの原稿用紙」の作成・ 配布から始まりました。

愛・空振り

「書くことの苦手な方、テーマがわからない方・・・には、 作文教室を開きましょう」と佐藤先生自らパソコンをかついでこられ、計3台のパソコンと委員がお待ちしたこともありました。 お一人の参加もなく、これなら早く原稿が集まりそうとひと安心でした。

ご祝辞に感謝

お願い致しました皆様が快くお引き受け頂けたことに感謝致します。

嬉しい悲鳴

340名中302名の皆様からメッセージを頂きました。200名ぐらいか なと思っていただけに大感激でした。文字数、タイトル、氏名の確認はもち ろん、誤字、脱字、差別用語、数字の統一(漢数字と算用数字)ローマ字・ 英語のスペルや送り仮名にいたるまでチェックをさせて頂きました。

パソコンが食卓を占拠

チェックされた原稿を委員がパソコンに打ち込み、私のパソコンに転送され てくることになりました。食卓に、2台のパソコンを並べ、プリンターをつ なぐと、まさに食卓が事務所化しました。食事の時はテーブルクロスごと奥に送り、食事が終るとクロスごと引き戻す「効率のよい生活」?が長いこと 続きました。50音順で、1ページ4名に決まり、ここから想像を絶する作業が始まりました。 ただただパソコンのトラブルが起きないことを祈るばかりでした。

ミックスペーパーの山

プリントアウトした原稿を記念誌委員会の方にチェックしてもらい、ミスが 見つかるとパソコン上を訂正する。それをプリントアウトしてまたチェック。 またパソコンを訂正する。この繰り返しが何度続いたことか。にもかかわら ずご迷惑をおかけしてしまった方もありました。おわび申し上げます。 結局残ったのはミックスペーパーの山でした。

「表紙のデザイン」決まる

表紙のデザインが「楽譜」に決まったのは、ムジカの会員の皆さまの音楽に 対するレベルの高さ、歌うこと大好きという心意気を考慮して決まりました。 他には桜、大仏、神社、和紙、楽器などがありました。 表表紙は「20周年演奏会」で歌った曲の楽譜、裏表紙はこれまでの定期演 奏会で歌った曲とこれから歌う曲の楽譜、それにご存知シンボルマークです。 余談ですが、額縁は佐藤先生の紬の帯、茶色の部分は100年も使われてい るテーブルクロスを使いました。素敵でしょう! 表紙のデザインが決まったのが最後の段階でしたので、カメラマンは深夜の撮影となりました。感謝、感謝です。
デザイン・資料提供 佐藤ゆり

「心の和むイラスト」探し

ただ単にページの空きスペースを埋めるだけでなく、「見る人の心が和む」という観点から沢山のイラストを求めて横浜や藤沢へと イラスト探しの旅に出ました。大人の好むイラスト、男女に違和感の無いイラスト、同じタッチのイラストで統一、 皆さんのメッセージの邪魔にならないものなど、探し回りました。しかも使用に際しては出版社の許可も得なければなりませんでした。 結構、時間と労力を費やしました。

「写真」と「資料」も欲しい


写真

写真のページも加えることになりました。 ホームページ委員会に保存されている写真には限りがあり、ホームページ委員会のカメラマンが急きょ撮影を始めました。 カメラマンからパソコンに送られてきた写真を家でプリントし、1枚ずつ切り離します。 それを、黒板に張った画用紙にテーマ別に張り、話し合いました。パソコン上でも、色合い、季節感、 ムジカおさらぎの良さをどのように表現しようかと、繰り返し、繰り返し検討し、夜が明けることもありました。

資料

20年の歴史の資料は膨大なものでした。 ムジカおさらぎに関係のあることは全て探すことにしました。団員の中にはムジカが結成された時からのプログラムや楽譜、 写真などをファイルされておられる方が何人かいらっしゃいました。参考資料に使わせていただき、ありがとうございました。 それにしても、ホームページ委員会の確実な資料の収集、保存、そして、佐藤先生の記憶力の良さにも驚かされました。

「救いの神」現る

集められた原稿、資料、写真などを割り付け、 一冊の本を作って印刷屋さんに発注する。口で言うのは簡単ですが私達にとっては一番の難所でした。 ましてやパソコンを使っての作業です。経験不足はどうにもならず、ホームページ委員の中の出版経験者から差しのべられた救いの手にゆだねることにしました。

土鈴

一年に一つ、干支の土鈴が並びました。 これからもムジカの発展と共に増え続けていくことでしょう。

誕生

平成20年4月6日 第20回ムジかおさらぎ混声合唱団定期演奏会の日 ついに「20周年記念誌」が誕生しました。いとおしくて抱きしめたい。苦しみも、大変だったことも一瞬にして消え去り、 達成感で幸せいっぱいでした。

感謝

ホームページ委員として記念誌の編集に参加させていただきました。 一年余りの間に、記念誌委員・ホームページ委員・その他多くの方々から、いろいろなことを学びました。パソコン上の技術的なこと、 写真の選び方、コメントのつけ方、言葉遣い等々。ホームページ委員会の支えがあったことは、安心と勇気を持って記念誌委員会の 編集作業に参加することが出来ました。最後になりましたが、編集作業中、団員の皆様の暖かい励ましの言葉は今も忘れません。

終わりに

「20周年記念誌」は私たちにとって一つの区切りに過ぎません。10年後また お目にかかれるよう歌い続けましょう・・・・。


ホームページ委員・加藤佐紀子 記
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