第10回スタバトマーテル編

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練習日:30年7月2日

こんにちは♪
もうこんばんは・・だわね♪
よろしくね♪

音楽室に入り
集まったみなさんと
当たり前のように挨拶を交わす

いつものお席
いつもの顔ぶれ

元気そうね
髪の毛・・長くなったわね
相変わらず手が冷たいのね
何気ない会話のひとつひとつが嬉しい

ゆり先生に促されて練習が始まる
1年に1度
10回の演奏会を目標に集まり練習をしていること
演奏するカトリック雪ノ下教会は
マリア様に捧げられた教会であること
その教会で演奏することの意義深さ

そして
祈りの演奏について
上手下手というような尺度を
超越した演奏の仕方があることをお聞きしながら

「宗教宗派に関係なく、上手下手に関係なく
 ただ神さまの前にひざまずくひとりの人間として
 一体となれますように」

かつての演奏会のプログラムに掲載された
ゆり先生の言葉を思い出しました

低い!
さがっている!
音として違っている!
当たり前のようにされるご注意も
なぜか嬉しい

練習はじめ
とりあえず全部を歌ってみてから元に戻って
1曲ずつ深めて行く事になり
1番・5番の途中から・8番までを練習する

私の大きな弱点のひとつ
口をひらくこと
しっかり開いているつもりでも開き足りない

ましてや
気が緩むと
バシッ!
ゆり先生のご注意が口で・・目で・・仕草で・・飛ぶ
ありがとうございます m(_ _)m
これさえも嬉しいできごとでした

練習が済んで外に出ると
むっ!とした空気

冷房の効いた部屋に長時間いても
寒さを感じない程に息が回っていた事が嬉しくて
いつもの町が広く感じました

みんな達
ありがとう♪

嬉しさ満載の時間に感謝


練習日:30年7月9日

夜の部のみなさん
夜の時間が刻々と迫る中をやりくりして集まります

約束の時間キッチリに始まる練習
どなたの時間も貴重な時間と認識して
貴重な時間を無駄に過ごさないというお気遣いです

いつもの発声練習
いつもの・・いつもの・・
いつもの・・を積み重ねることの大切さ

"出したい音にあった位置に指を移動させてから音を出す"と
ピアノを例にひいて
楽器である体
声を出す準備の大切さを説明していただく

上手くなるコツは
「何度も言われ続けることよ」と我慢強いゆり先生

忘れた!
出来ない!
よく分からない!と
安心して言える雰囲気が熟成されて行く

スタバトマーテルの練習に入って
構成の説明がある

5番までが状況描写
6番でイエス様が亡くなられ
7番から自らの信仰を高めたいとのこころの薫陶

ゆり先生からの説明を受けながら
信仰の意味を思いあぐねている私を感じます

信仰
私にとって、この捉えどころのないもの
この感覚的なもの
いつものように
信仰という言葉に迷っている私

練習は8番の信仰を強めてくださいからはじまる

♪Fac ut ardeatcormeum♪
日本語と二文字文化の言語との違い
体が負けると口が開かなくなること
体型が崩れると良い音がでなくなること
身をもって経験できるありがたさ

「みなさんのご迷惑になる
 みなさんに申し訳ない
 などと思うことはないのよ」

みんなどこかで迷惑をかけあっているんだからと
新人さんたちに語りかけるゆり先生

傍で聞いて
ホッとしている私

練習は
いつものように
感謝で始まり
感謝で終わりました

「急ぐ人は片付けなくて良いので
 早くお帰りなさい!」
ゆり先生の声を聞きながら
この時とばかりに椅子を片付ける私

おかげさまが重なった時間となりました。


練習日:30年7月9日

            「歌声にはその人の生きてきた全てが出る」
             ゆり先生の言葉に「えっ?」と返す私

            先生のお話しは私にとって意味不明なことが多く
            この日も思わず聞き返してしまいました

            その人の歩んできた全てと言っても
            お金持ちとかそういう事ではなく
            教養というのかしら
            ものの考え方や生きる姿勢と言ったもの

            ゆり先生の説明を受けながら
            ・・今更そう言われても
            過ぎた月日は取り戻せない

            教養豊かに生きてこなかったら
            どんなに練習を積んでも上手になれない?
            納得しかねる気持ちを持ったまま練習が始まりました

            歌うときの体の準備
            口の明け方と背筋の関係

            そして
            二文字文化圏の歌を歌うテクニックや
            浮く声について

            説明は多岐にわたり
            真剣になればなるほど
            私の歌い方はその場しのぎになり
            ご注意を受けては「あっ!いけない」を繰り返す

            何処がどう間違っているかが分からなければ
            できるようにならない
            だから注意する・・

            ゆり先生の先生は
            「違う!」とだけしか仰らなかったと
            それに比べたら私って親切でしょっ!
            笑いながらゆり先生

            「たくさんご注意を受けて
            どんどん上手になってね♪」
            帰り際にかけていただいたピアニスト先生の言葉が嬉しかった
                     
            人に恵まれた私を感じながらの家路
            心地よい海からの風

            肩がずぃ〜ん
            脱力が不足していたのね

            客観的に自分をみている私でした